未来への出発までのひと時


by for_funekun
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情報社会における労働の価値の変化

働くことって素敵なこと。
世の中の人のためになること。
感謝されること。

人から感謝されることで、また働こうっていう意欲に繋がる。

しかし、情報社会ではそんなに甘くない。

誰かのために働いて感謝されるということではなく、
同じような仕事をしている人よりも
結果を出すことが求められてしまうのだ。

つまり、比較されてしまう。
しかも金額という、わかりやすい指標で。
その人や、その会社の代わりは
他にもいくらでもあるということを
世の中の人が知ってしまったのだ。

誰かのために働いて感謝されたい!
そんな想いをもって、働いている人が
結果を出せないがゆえに働かせてもらえない。
企業活動さえも継続を許されない。

社会から価値のない労働者、企業としての烙印を押されてしまう。
努力が足りないんだということになってしまうのだ。
そんな状況が「病む」という社会現象を
生んでいるんじゃないかと、ふと思った。

そんな状況が
船場吉兆の事件、メタミドホスの混入事件、冷凍餃子の事件等を
生み出している。そう思えてならない。

情報社会が進み、世の中の人が価格ばかりに注目し、比較するようになると、
一見安価に見えるけど、実は品質が悪かったり、手抜きであったり、
そんな商品が氾濫するような世の中になってくるんだよな。

老舗企業とかが高品質を売りに長年の信頼を勝ち取ってきたことが
今の世の中では全く通じない。
場当たり的というか、その場しのぎでも、
今、この瞬間に結果を出せる企業が残っていく。

情報社会は既存の大手企業だけしか生き残れない世の中に対して、
ベンチャー企業のような新規参入企業にも挑戦権が与えられる機会を
生み出したという点ではとても素晴らしいものだったと思うが、
本来最も大切にすべき、信頼性という側面が欠如してしまっているような
気がしてならない。

今一度、労働の価値や、人とのつながり、
つまり、信頼について考え直す必要があるのではないかと思う。
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by for_funekun | 2008-11-09 13:08 | personal